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出産レポート!人生で初めての出産はかなり壮絶でした! -出産当日-

こんにちは!
Muguuu編集長の 舛井奈美香(@himachan0407)です。
これまで出産レポート読んてくださり、ありがとうございます!
3回目の今日が最終回!
出産までのラストスパート、当日のできごとを綴っています。

もしよかったら読んでみてください♪

悟りを開いたかも

どうやら陣痛がきたときに、痛くて力を入れすぎるとお産が進みにくいんだとか。
ここまでずっと痛がってきたわたしですが、頑張って我慢して冷静にいきみ逃しをしてみることに…

そうすると、その瞬間はウソみたいに静かになって、旦那さんと母2人にびっくりされました笑
なんならちょっと寝ることもできてたんじゃないかなぁ。
どれくらいの時間だったかは覚えてないけど、あの一瞬は辛くなかったのを覚えています。

なんであんな風にできたんだろうって、今考えても本当に不思議!
めちゃくちゃ痛かったはずなのに…もう意地というか、そんなに言うならじゃぁやってやろう!と。
そんな感じだったんだと思います笑

朝になっても進まないお産

それでもやっぱり子宮口の開きは変わらずで、また心が折れてしまいました。
あんなに頑張ったのに!

朝になり、先生の内診で人工破水してもらい子宮口6㎝になるも、あまりにも進みが遅いので、何か原因があるのかも?とレントゲンを撮ることになりました。
この時ちょっとだけ光が見えた気がして、安心して涙が。

自分だけでは動けないので、車椅子に乗せられてレントゲン室へ。
撮影したレントゲンを見てみると、

先生

レントゲンで見る限り、骨盤は問題はなさそうだけど、赤ちゃんの体勢がよくないのかそれが原因でするっと降りてこない状態だね。

15時頃まで経過を見て、それでも難しそうだったら帝王切開に切り替えた方がいいかもしれない。

とりあえずもう少し様子をみましょう。

と言われました。
この時が朝の10時くらいだったかなぁ。

それからまた陣痛室に戻り、再び陣痛との戦い…
妹や義理の父母も来てくれていたけど、まともに話もできない状態でした。

助産師さんが子宮口が開くように、赤ちゃんが降りてくるようにと色々試してくれてちょっとずつではありますが、昼過ぎには7㎝に。
人工破水したこともあって少しずつ進んでいきました。

いろいろ試してみたけれど

その後も痛みに耐えながら、お産が進むようあらゆることをしました!

  • 椅子に座ってアロマが入った足湯に入る(足が冷えてるのもよくないみたい)
  • ビーズクッションに四つん這いになる
  • 助産師さんに付き添ってもらって廊下を歩く(陣痛がきたら止まっての繰り返し)
  • 赤ちゃんが降りてくるように内診する

廊下を歩くが1番しんどかったな。
1mも歩けなくて、助産師さんにしがみついて耐えてたのが懐かしい笑

でもその結果最終的に子宮口は9㎝に!!
ただ、この時もうすでに15時。

分娩室に旦那さんも呼ばれ、ここで、先生から3つの選択肢を提示されました。

先生

このまま自然に子宮口が開くのを待つか、それとも吸引してみるか、あとは帝王切開に切り替えるか。

どれにしますか?

お腹の中の赤ちゃんは元気に動いてたけど、わたしの体力が限界でした。
なのでこのまま待つという選択肢はなし。

あと吸引も必ず成功するとは限らないと言われました。
もしそれで出てこれなかったら、母子ともにダメージを負ったまま帝王切開になるとのこと。

意識が朦朧とする中、わたしは帝王切開を選びました。

緊急帝王切開に切り替える

そこから、分娩台に乗ったまま手術へ向けての説明を受けました。
手術のやり方や時間、そしてリスクなど色々と説明されたかな。
もうね、早くしてーって気持ちが強過ぎて正直内容覚えてないんですよね笑

きっと突然こんなことになって旦那さんも家族のみんなも不安だっただろうなぁ。

説明後、ようやく手術の準備へ。
もともと立ち合ってもらう予定だったけど、帝王切開になってしまったからここでみんなとはわかれて1人手術室へ運ばれていきました。

その間も陣痛はやってきてて痛かったけど、着々と進んでいき、麻酔を打たれるとさっきまでの陣痛がなんだったの?!ってくらい分からなくなっていきました。

ご対面!!

麻酔は下半身だけなので、意識がある中、手術が始まり…
まわりの看護師さんや助産師さんがあわただしく動き始めてから、十数分後の17時6分…
ようやく娘が産まれました!!

先生の「あ、もう頭が出てきたよ~。もうちょっとで会えるよ」の言葉で涙が止まらなくなって、初めて顔を見れた瞬間号泣。
抱っこすることはできなかったけど、横にきて元気に泣いてくれて…

それを見た瞬間さっきまでできごと全部忘れてしまうくらい、気持ちがすーっとしました。
やっと会えた喜びと、元気に産まれてきてくれたこと。

この2つをお腹に宿った日からずーっと待ち望んでたから、本当に本当に嬉しかった♡

娘はきれいにしてもらって、一緒に写真も撮ってもらい、みんなが待っているロビーへ連れて行かれました。
その後わたしの手術も問題なく無事に終わりました。

旦那さんを出産に立ち合わせてあげられなかったことずっと気にしていたのですが、手術を終えて出てきたわたしに近づいてきて、みんなには聞こえないくらいの声で「ありがとね」と言ってくれたことは一生忘れません。

初めての出産を終えて

この数日間(特に最後は)本当に辛かったけど、今思うと貴重な体験ができてよかったなと思います。
なかなかこんな大変な思いしないですよね笑

ありきたりな言葉にはなってしまうんですけど…
自分のお腹に命が宿ること、そして赤ちゃんが無事お腹の中で育つこと、この世の中に産まれてきてくることが、どれだけ奇跡的で大変なことなのかがよく分かりました。
だからこそ絶対に大切に育てようと思う親の気持ちも。

産んだのは自分だけど、妊娠が分かってから支えてくれた周りのみんなにも感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいですね。
いつか娘に、たくさんの人の支えがあって、祝福されて産まれてきたあなたはとっても幸せなんだよと教えてあげたいです。

今は2歳でわがまま言ったり、いうこと聞いてくれなかったりしてイライラすることも増えていますが、こんな風に当時のことを思い出すと冷静になれます。
わたしもママ2年目でまだまだ未熟者ですが、娘と共に成長していきたいと思っています!

以上、わたしの壮絶出産レポートでした。
長々と最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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